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住宅知識

台風対策で家にできること|雨戸がない家でもできる備えとは?

■台風対策は家でどこまでできる?|被害を減らすための基本

近年、台風による被害は身近なものになっています。強風や豪雨、飛来物など、住宅が受ける影響は一つではなく、複合的に起こるのが特徴です。
「台風対策=直前の対応」と思われがちですが、実際には家そのものの備えや、日頃の意識によって被害を抑えられるケースも少なくありません。
本記事では、家でできる台風対策を軸に、雨戸がない住宅でも実践できる工夫や、地域特性を踏まえた考え方を整理します。

■台風で家が受けやすい被害とは?

台風時に多いのが、強風による屋根材や外壁材のめくれ、飛来物による窓ガラスの破損です。さらに、豪雨が重なることで雨漏りや敷地内の浸水が起きる場合もあります。
これらの被害は単独で起こるのではなく、「風で壊れた箇所から雨が侵入する」といった形で連鎖的に発生しやすい点が特徴です。また、停電や断水が起きると、生活への影響も大きくなります。

■台風対策として家で「できること」|今すぐ実践できる対策

【外まわりの対策】
台風前にまず見直したいのが外まわりです。ベランダや庭にある物の中で、風で飛ばされやすい物は室内へ移動させます。ゴミ箱や植木鉢、簡易物置などは固定するだけでも被害を減らせます。
あわせて、雨どいや排水口に落ち葉やゴミが詰まっていないかを確認しておくことも重要です。

【室内の対策】
室内では、窓まわりの安全確保がポイントです。割れたガラスが飛散しないよう、家具の配置を見直すことや、非常用照明・モバイル電源を準備しておくことで、停電時の不安を軽減できます。

■雨戸がない家の台風対策|不安を減らす考え方

近年の住宅では、雨戸が設けられていないケースも多く見られます。ただし、雨戸がない=危険と一概に決めつける必要はありません。重要なのは「窓をどう守るか」という視点です。
代表的な対策として、シャッターの後付けや飛散防止フィルムの活用があります。室内側では、台風時に使わない窓を決めておき、その周辺に家具を置かないといった工夫も有効です。

■新築・建て替えで考えたい台風に強い家のポイント

【窓・開口部の考え方】
台風に強い家を考えるうえで、窓のサイズや配置は重要です。必要以上に大きな開口部を設けず、風を受けにくい位置関係を意識することで、リスクを抑えやすくなります。

【屋根・外壁の基本】
屋根や外壁は、形状や固定方法、施工精度が耐風性に影響します。デザインだけでなく、長期的な安全性を考慮した選択が欠かせません。

【雨仕舞い(あまじまい)】
防水や排水計画は、台風時の雨漏りリスクを左右します。見えにくい部分こそ、丁寧な設計と施工が求められます。

■茨城県で意識したい台風対策の視点

太平洋側に位置する茨城では、台風の進路や影響を受けやすい時期があります。強風と大雨が同時に起こりやすい点も特徴です。
平野部、沿岸部、内陸部では注意点が異なるため、地域特性を踏まえた家づくりや対策を考えることが、安心につながります。

■ 台風対策は「家+暮らし方」で考える

建物の性能だけに頼るのではなく、台風前後の行動も含めて備えることが大切です。避難のタイミングや停電時の対応などを、家族で共有しておくことで、非常時の混乱を減らせます。

■台風に強い家づくりで後悔しないための注意点

「念のため」の対策を軽視しないこと、デザイン優先で防災を後回しにしないことが重要です。また、将来の後付け対策を想定しておくと、暮らしの変化にも対応しやすくなります。住宅会社には、台風時の考え方や対策方針を確認しておくと安心です。

■まとめ|台風対策は「事前の備え」が家を守る
台風対策は特別なことではなく、日常の延長線上にあります。雨戸がない家でも、できる対策は数多くあります。
茨城の気候に合わせた家づくりと暮らし方を意識し、家そのものの備え+日々の工夫を重ねることで、台風による被害は抑えやすくなります。